●伯方島(はかたじま)[
越智諸島][
しまなみ海道]
★伯方の塩
●住所/愛媛県今治市伯方町
●面積/20.84km2
●周囲/53.5km
●標高/303.7m
●人口/5,715人(R2)・6,359人(H27)・6,936人(H22)・7,328人(H17)・8,031人(H12)・8,356人(H7)国勢調査
●アクセス/【
瀬戸内海交通】
今治桟橋→
大島→伯方島(約41分)
【高速バス】[
中国バス][
しまなみバス][
せとうちバス]
尾道駅前→
生口島→
大三島→伯方島(1時間5分)/
福山駅→
向島→
因島→生口島→大三島→伯方島(約1時間15分)/
松山市駅→大島→伯方島(約2時間)/
広島→伯方島(約2時間)
【船】[
芸予汽船]
[高速船]因島・土生港→
生名島→
弓削島→
佐島→
岩城島→伯方港(35分)/
今治港→大島→伯方港(35分)
[フェリー]因島・土生港→生名島→弓削島→佐島→岩城島→伯方港(1時間5分)/今治港→大島→伯方港(1時間10分)/大島・宮窪港→尾浦港(20分)
概要
★尾道と今治を結ぶ「
しまなみ海道」のほぼ中央に位置する島。縄文、弥生の遺跡が残り、戦国時代は村上水軍の城砦が置かれ、近代には「塩田と機帆船」、戦後は「造船・海運・ミカン」の島として発展を見せ、近年ではエビやヒラメの養殖、花き栽培、縫製業などが盛んで、自然塩「伯方の塩」が有名。
見どころ
★大三島橋…橋長328m、伯方島と大三島を結ぶアーチ橋。1979年開通。本州四国連絡橋の中で最初に開通した橋。しまなみ海道(西瀬戸自動車道、国道317号バイパス)の一部。
★道の駅「伯方S・Cパーク」…伯方インターチェンジを降りた所にある多目的施設。レストランや物産コーナー、レンタサイクル、多目的ホールがある「マリンオアシス伯方」。周囲には公園やテニスコート、ビーチが整備されている。
株式会社 しまなみ
★開山公園…標高149mの開山の頂上からは伯方・大島大橋、大三島橋、多々羅大橋が一望できる。春には約1000本のソメイヨシノが山をピンクに染め景色に彩りを添える。夜間のライトアップも素晴らしい。
★喜多浦八幡宮…天武2年(673年)に博多(福岡県)の筥崎宮から勧請、創建されたと伝わる島最古の神社で、島名の由来と言われている。1829年に奉納された和船模型「八幡丸」、2月の「弓祈祷」や4月の村芝居奉納が行われる芝居小屋(舞台)、縁結びの「亀石」などがあり多くの参拝者が訪れる。
★ふるさと歴史公園…伯方港(木浦港)を見下ろす岩ケ峯の山頂にある公園。中世前期の木浦城を復元した建物には7世紀初頭のものと思われる岩ケ峯古墳の出土品や伯方島の歴史、文化などの資料が展示されている。
★禅興寺…室町時代に能島・村上氏によって開かれた曹洞宗の禅寺。能島村上家の菩提寺。
★沖浦ビーチ…島の南東にある海岸。波が穏やかでキレイな砂浜が1km続く。シーズンには売店や休憩所が設置され人気の海水浴場。
★宝股山(ほこさん)…標高304m。伯方島の中央に聳え、山頂からの展望がすばらしい。
★伯方・大島大橋…伯方島と越智大島の間に架かる全長1,230mの橋。間にある見近島の伯方島側が伯方橋(326.4m)、大島側が大島大橋(840m)。しまなみ海道(西瀬戸自動車道、国道317号バイパス)の一部。1988年開通。
★船折瀬戸…伯方島の南、越智大島との間にある瀬戸内海東西航路の中心水道。有津瀬戸とも言う。船が折れるほど潮の流れが速いことから呼び名が付いたもので、幅300mの水道を最大速度9ノット(時速約17km)の潮流があり、巻き上げる渦潮は必見。国道沿いに展望台がある。
★鶏小島…船折瀬戸にある小島。神功皇后が三韓征伐で持ち帰った金鶏が住み着いたという伝説があり、正月にその鳴き声を聞くと幸せになれると言われている。2つの岩島がくっついた形をしており、大きいほうに白い灯台がある。
★民宿和風レストラン さんわ…「伯方の塩」といえば天然塩ブームの火付け役的存在。このレストランの人気は自然塩を使った『伯方の塩ラーメン』。独特のコシのある麺とあっさりスープ。トッピングのほんのり海が香る岩海苔が美味しい。ご飯にラーメンスープで煮た4種類の貝をのせ、塩ラーメンのスープをかけて食べる『貝めし』も人気。