愛媛県の島越智諸島大三島
大三島橋
大三島地図
大三島(おおみしま)越智諸島
神の島
住所/愛媛県今治市上浦町/大三島町
面積/64.53km2周囲/88.8km標高/436.3m人口/4,964人(R2)・5,675人(H27)・6,494人(H22)・7,154人(H17)・8,675人(H12)・8,356人(H7)国勢調査
アクセス/【バス】[瀬戸内海交通][中国バス][しまなみバス][せとうちバス福山駅→大三島(51分)/ 今治駅前→大三島(38分)/【船】[大三島ブルーライン]今治→大三島(宗方)(客船:34分、フェリー:55分)
概要
大三島は広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ西瀬戸自動車道(しまなみ海道)が通過する島。広島県の生口島と多々羅大橋で結ばれ、南は伯方島、越智大島を経て今治と繋がっている。
愛媛県最大で、中央の鷲ケ頭山[わしがとうざん](標高436.3m)を頂点として、北に二反山(395m)、南に薬師山(435m)など400m前後の山々が聳え、平地は少なく、温暖な気候と日当たりの良い斜面を利用して行われる柑橘栽培が盛ん。
島内には四国随一の大社と言われる「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」が鎮座しており、古くから「神の島」と崇敬されてきた。全国の山祇神社、三島神社の総本山であることから大山祇神社、三島大明神、大三島宮などの社号があり、大三島という島名は“神の島”→“御島(みしま)”が由来だとされている。
見どころ
多々羅大橋
多々羅大橋…広島県の生口島と大三島を結ぶ橋。全長1,480mの斜張橋。平成11年4月開通。周囲には「道の駅 多々羅しまなみ公園」、「歴史民俗資料館」、「多々羅総合公園」、「多々羅展望台」などがある。
多々羅温泉…しまなみ海道唯一の天然温泉。地下1,000mの鉱泉。泉質は塩化物泉。効能は神経痛、筋肉痛、消化器病など。宿泊施設有り。
立石展望台…標高270m。生口島の観音山を背景にした多々羅大橋の絶景ポイント。そして目を転じると大三島橋や大島大橋、瀬戸内海の多島美が望める。
甘崎城跡…671年に築城されたと伝わる日本最古の水軍城跡。大三島の東、甘崎の海岸沖に浮かぶ古城島は村上水軍の拠点として城が築かれていた。本丸、二の丸、三の丸と三段の削平跡があり、4月~7月の大潮では大三島と砂州で繋がり、石垣跡も見ることができる。
大三島橋…橋長328m、大三島と伯方島を結ぶアーチ橋。本州四国連絡橋の中で最初に造られ、昭和54年に開通。橋下は芸予諸島の中で最も狭い海峡として知られる鼻栗瀬戸。流速は15km/h以上あり、古くから航行の難所として知られる。
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)…推古天皇2年(594年)創建と伝わる社。平安時代に朝廷から「日本総鎮守」の号を下賜され、全国の大山祇神社、三島神社の総本山。本殿・拝殿・宝篋印塔は国の重要文化財。
宝物館(国宝館・紫陽殿・海事資料館)…源頼朝・義経などが奉納した鎧兜や護良(もりなが)親王が奉納した太刀など、全国の国宝・重要文化財に指定される武具甲冑類の約8割が収められている。
大三島美術館…若手日本画家の作品およそ700点を収蔵。昭和61年オープン。
しまなみの駅 御島…大山祇神社に隣接する大三島の情報発信基地。しまなみ海道全体の情報も得られる。レンタサイクル有。
台(うてな)海水浴場…宮浦港の1kmほど南、西海岸にある海水浴場。200m続く白砂の浜と波穏やかな青い海が魅力の海水浴場。コインシャワー、トイレ、更衣室、キャンプ場有り。7月上旬オープン。
マーレ・グラッシア大三島…平成13年春にオープンした海洋温浴施設。タラソテラピー(海洋療法)で心と体を癒せる複合型リラクゼーション施設。露天風呂で夕陽を観ながらの海水風呂が楽しめる。レストラン有。
ラントゥレーベン大三島…長期滞在型の農業体験交流施設。都会生活を送ってきた人達が農業を体験しながら地域の人達と交流を図ることができる住宅施設。[ラントゥレーベン大三島管理組合]

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