愛媛県の島関前諸島大下島
大下島
大下島地図
大下島(おおげしま)関前諸島
海賊がいた?
住所/愛媛県今治市関前大下
面積/1.75km2周囲/7.2km標高/203m
人口/46人(R2)・69人(H27)・87人(H22)・123人(H17)・152人(H12)・189人(H7)国勢調査
アクセス/[せきぜん渡船
[客船]今治港宗方港大下港(44分)/[客船]岡村港→小大下港→大下港(14分)/[フェリー]今治港→宗方港→大下島(57分)/岡村港→小大下港→大下港(25分)
概要
大下島は瀬戸内海の島々が密集する芸予諸島のほぼ真ん中に位置する。北に広島県の大崎上島、東に大三島、西には小大下島、岡村島と続く。
イシ山
島全体を花崗岩が覆い、北部のイシ山(203m)を頂点に100m前後の山々が連なり、中部の僅かな平地に集落がある。
古くから浄土真宗の信仰があり、殺生が嫌われたことから漁は行なわれず、農業、主に柑橘類の栽培が島の経済を支えている。
早津佐神社
宝亀10年(779)創建とされる早津佐(はやつさ)神社はかつて小大下島にあったもので、明治3年の合祀で大下島の大下神社を早津佐神社としたもの。主祭神は猿田彦命、大気都比売命などを配祀とし代々島を守り続けている。毎年2月の第2土曜日に安全と豊作を願って弓祈祷神事が行われ、9月の第2土・日曜日に秋祭りが催される。大下の地名は小大下島にあった早(速)津佐神社の祭神だった大気都比売命(おおげつひめのみこと)が由来とされる。
見どころ
大下島灯台
瀬戸内海には潮の流れが速く海の難所と言われる場所が多い。大下島の南に広がる関前灘も急流で知られる海域で、大下島の二つの灯台が航海の安全を見守っている。大下島灯台は明治27年(1894)、島の南端にあるアゴノ鼻灯台(アゴハナ灯台)は昭和64年(1988)に建てられたもの。
大下灯台のところにある「みんなの広場」には「森繁久弥歌碑」がある。映画「仰げば尊とし(昭和41年10月公開)」のロケ地となった時に森繁久彌が書き記したもの。春には桜がきれい。
海賊がいたかどうかは不明だが、港の北部に「海賊の洞穴」と呼ばれている洞窟がある。奥が深く、どこまで続いているか分からないことから、財宝が隠してあるという噂も??

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今治市

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18/12/07---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.