●水晶島(すいしょうとう)[
歯舞群島]
★タンフィーリエフ島(
о. Танфильева)、北方領土
●住所/(日本の行政区域では根室支庁)北海道根室市
●面積12.1k㎡
●周囲/32.2km
●標高/21m
●人口/ロシア国境警備隊が西浦泊に常駐。夏にはロシア漁民がコンブ漁に訪れ、一定期間移住/(昭和20年8月、日本人154世帯986人)
●アクセス/元島民及び関係者の(四島交流、北方墓参、自由訪問)による渡航/(ロシアピザを取得しての渡航は北方領土をロシアの領土と認めることになるので、日本政府は自粛要請をしている)
概要
★納沙布岬から北東へ7km。最高標高は21mでほぼ平らな島。
★江戸時代はアイヌの魚場。終戦当時は986人の日本人が暮らしており、コンブ漁とカニ漁が盛んでカニ缶工場もあった。1945年よりソ連が占領、現在はロシア連邦が実効支配している。
★アイヌ語では“シ・イソ”で「大きい・平磯」という意味。シ・イソ→すいしょう。
★2006年8月16日。水晶島付近で操業中の第31吉進丸をロシアの国境警備隊が追跡、拿捕する。その時の威嚇射撃で吉進丸の乗組員・盛田光広さん(35)が頭部に銃撃を受け死亡。