●喜界島(きかいじま)[
奄美群島]
★俊寛の墓
●住所/鹿児島県大島郡喜界町
●面積/56.94km2
●周囲/50.0km
●標高/203.7m
●人口/6,629人(R2)・7,212人(H27)・8,169人(H22)・8,572人(H17)・9,041人(H12)・9,268(H7)国勢調査
●アクセス/【船】
A''Line マルエーフェリー
鹿児島新港→湾港(11時間)/奄美大島・
名瀬港→湾港(2時間30分)
【飛行機】
喜界空港[
日本エアコミューター/
JAL
]
鹿児島空港→喜界空港(1時間15分)/
奄美空港→喜界空港(20分)
概要
★奄美大島の東方約25km、なだらかな丘陵が続く隆起サンゴ礁の島。中部の百之台[ひゃくのだい](203.7m)が最高点。百之台公園展望台からは絶景が楽しめる。
★沿岸部に38もの集落が点在。湾港周辺が人口密集地。喜界島にはハブがいないことから南国ならではのサンゴの石垣が多く残されている。特に東部の阿伝集落は昔ながらの雰囲気が楽しめる場所として観光コースになっている。
★8世紀末に完成した続日本紀には「爾賀委(ジガイ)」という名で記されており、その後「貴賀井島」、「貴海島」、「鬼界島」、「奇界島」など時代や場所によって表記や音がいろいろと変わる。1645年の薩摩藩の代官記に「喜界島」と記されたものがあり、それが現在の表記につながっている。
★平家物語などで語られる「
鹿ケ谷の陰謀(1177年)」では藤原成経・平康頼、
俊寛僧都が流されたのは「鬼界ヶ島」とある。「鬼界ヶ島」には諸説があって、この喜界島、
薩摩硫黄島(鬼界ヶ島)、長崎県の
伊王島が候補に挙げられているが、喜界島にある俊寛の墓からは人骨や金具、木片などが見つかっており地元では俊寛配流の地として自信を深めている。
見どころ
喜界島には
「空港臨海公園」、「メンハナ公園」、「中西公園」、「百之台公園」、「ムチャ加那公園」などのきれいな公園が多く、島内バスやレンタカーで公園巡りをすのも楽しそう。
ムチャ加那公園…薩摩統治時代に美人がゆえに悲しい運命をたどったウラトミ、ムチャ加那親子の物語にちなんで造られた公園。奄美島唄の「ムチャ加那節」はよく知られている民謡です。
雁股の泉…勇猛で弓の名人として知られる源為朝ゆかりの泉。保元の乱(1156年)で活躍したが敗れて伊豆に流され八丈島で切腹自害したとあるが、一方で琉球に逃れ琉球王になったという伝承もある。琉球に渡る前に喜界島の小野津沖から矢を放ち、その矢を抜いたら泉が出てきたというのが"雁股の泉”。
池治海水浴場…湾港の北側にある島で一番大きな海水浴場。
特産品
★サトウキビ栽培が基幹産業で、黒砂糖や黒糖焼酎は有名。また花良治(けらじ)みかんやタンカンなどの島みかんの栽培も盛んで、あまり知られていないところでは白ゴマの生産量は日本一。奄美の代表的な大島紬(つむぎ)もお土産でよく買われている。