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土庄町の見どころ]
(池田港周辺)
小豆島ふるさと村…国民宿舎小豆島・公共の宿ふるさと荘・ファミリーロッジ・オートキャンプ場・手延べそうめん館・プール・テニスコート・釣り桟橋など小豆島が楽しめる観光総合施設。
池田の桟敷…幅80m、高さ18mの自然地形の上に築かれた6~8段の石積の野外観覧席。亀山八幡宮例祭を観覧するために造られたもので、江戸時代後期のものとされています。今でも毎年10月16日に催される太鼓祭りが桟敷から観覧できる。国の重要有形民俗文化財。
「しあわせの像」カエルの石のモニュメント…全国にある“池田”という地名のシンボルは蛙。「しあわせの像」は「二十四の瞳」の子供達を蛙に置きかえて表現したもので、小豆郡池田町は2006年の合併で消滅したが、蛙の像は道行く人々を和ませ続けている。
本地仏と梵鐘…小豆島33番札所・長勝寺に安置されている本地仏坐像三体と収蔵庫に収められている梵鐘は鎌倉時代の作とされるもので、共に国の重要文化財に指定されている。
誓願寺のソテツ…小豆島八十八箇所第31番札所・誓願寺にある根幹周り6m、高さ2m余りの巨大ソテツ。樹齢千年とも言われ国の天然記念物に指定された。池田港から車で10分。
地蔵崎灯台…三都(みと)半島の南端にある白亜の灯台。塔高13m、海面から約67m、昭和26年初点灯。三都半島は夕陽の名所ですが、灯台のある場所は隠れた初日の出スポット。近くの展望所からは絶景が望め、半島を巡る道路はサイクリングコースとしても人気。
(中部)
湯舟の水と千枚田…標高400mの湯舟山の山腹にある小豆島八十八箇所第44番札所・蓮華寺境内から湧で出る水は用水路を経て共同洗い場で利用され、その後斜面に広がる棚田(千枚田)へと注がれている。日本名水百選のひとつ。
中山農村歌舞伎…約300年の歴史を誇る、小豆島に伝わる農村歌舞伎。かつては30以上あった舞台も今では土庄町の肥土山とこの中山の2箇所のみになっている。中山農村歌舞伎は毎年10月に中山春日大社の境内で奉納される。(県無形民俗文化財)
明王寺釈迦堂…明王寺(みょうおうじ)釈迦堂は小豆島八十八箇所第36番霊場。平瓦葺きで創建は1301年、室町時代の建築だといわれている。国指定重要文化財。
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美しの原高原…銚子渓と寒霞渓の間に広がる高原。寒霞渓を見下ろす大観望、瀬戸内海を一望できる標高777mの四方指(しほうざし)展望台がビューポイント。
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寒霞渓(かんかけい)…小豆島中央部にある東西7km、南北4kmにおよぶ大渓谷。四季を通じて雄大な景色が望め、表12景、裏8景あわせて20の名勝がある。渓谷美が楽しめるロープウェイもあり、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地として知られている。
太陽の丘…小豆島はギリシャ・ミロス島と姉妹島提携を結んでいる。ギリシャ風のオリーブ神殿の奥にはイザナギとイザナミを祀る神社、向かい側の平和の鐘は世界のコインを集めて造られた梵鐘、多くの歌が刻まれた石碑が並ぶ句碑の森。太陽の丘は和洋折衷の不思議な空間だ。草壁港から車で20分、晴れた日には大鳴門橋や明石海峡大橋が望める絶景ポイント。
(草壁港周辺)
道の駅オリーブナビ…草壁港から車で5分、国道436号沿いにある道の駅。小豆島の民俗・歴史が分かる資料館、お土産コーナーがあり、海の桟橋からは映画村へと向かう渡し船が出ている。
道の駅「小豆島オリーブ公園」…小豆島は「日本のオリーブ栽培発祥の地」。オリーブ園に隣接して作られたオリーブ公園には記念館、レストラン、温泉「サン・オリーブ」などの施設が整備され、多くの観光客を迎えている。
岬の分教場…「二十四の瞳」に登場する岬の分教場のモデルとなった田浦分校。明治35年に田ノ浦尋常小学校として建てられ、同43年に苗羽小学校田浦分校となった。昭和46年に本校と統合になり田浦分校は廃校になったが、現在でも当時の校舎が保存されている。
二十四の瞳映画村・壺井栄文学館…昭和62年に最映画化された「二十四の瞳」(田中裕子主演)のセットが保存され、昭和初期のころの街並みが再現されている。小豆島出身で小説「二十四の瞳」を著した壺井栄の文学館もある。
(福田港周辺)
小豆島オートビレッジYOSHIDA…天然温泉があるオートキャンプ場。小豆島の北端にあり、福田港から車でおよそ5分。周囲には海水浴場やロック・クライミングができる岩場など自然がいっぱい。
大阪城石垣石切丁場跡…小豆島からは良質の花崗岩が多く産出することから大阪城の石垣などに利用されてきた。島東部の岩谷地区には大阪城改築当時の石切り場跡が残されており、大阪城石垣石と同じ刻印が刻まれているものなど含めて1,612個の残石があると言われている。国指定史跡。
(坂手港周辺)
マルキン記念館…小豆島の特産の一つに醤油がある。特に草壁港の東、苗羽(のうま)地区と馬木地区は「醤の郷(ひしおのさと)」と呼ばれ醤油蔵が集まっているところ。マルキン記念館はマルキン忠勇(株)の大正初期に建てられた工場を資料館として改装したもので、江戸時代から伝わる醤油の歴史や製造工程などが展示されている。国の有形文化財。
壺井栄文学碑…坂手湾や岬の分教場を見下ろせる向ケ丘に立てられている。この場所は壺井栄が子供の頃によく遊んだ場所で、碑には「桃栗三年柿八年、柚の大馬鹿十八年」と栄が好んだ文句が刻んである。
(国道沿い)
石彫街道…国道436号は小豆島を通過する時には別名「石彫街道」と呼ばれている。小豆島は良質の御影石(花崗岩)を産出する石の島。昭和43年に開催された「日本青年彫刻家シンポジウム」を機に多くの石彫作品が街道筋に並ぶようになった。