●大黒神島(おおくろかみしま)[
安芸群島]
★瀬戸内海最大の無人島
●住所/広島県江田島市沖美町岡大王/畑
●面積/7.31km2
●周囲/12.0km
●標高/459.9m
●人口/無人島
●アクセス/チャーター船[沖美町沖漁協]
概要
★能美島の西、瀬戸内海で面積が最大の無人島・大黒神島が浮かぶ。因みに、日本全国の無人島の中では4番目の大きさ。北海道の「
渡島大島」、鹿児島県の「
馬毛島」、小笠原諸島の「
兄島」、そしてこの大黒神島(2010年時点)。
★標高460mの櫛ノ宇根山(くしのうね)が最高点。ゴツゴツとした岩肌が続く。むき出しの花崗岩は採石に適しており、昔から石材の産地として知られ、島の南側には採石の跡が残る。
★天保大飢饉(1833年)の頃に耕作地を求めて能美島から移住があり、約150年間有人島だった。昭和62年に最後の一戸が離島したことで無人化。
★2003年、厚木基地にある米空母艦載機の夜間離着陸訓練(NLP)施設移設計画が発覚。近隣住民や広島県の反対で中止になる。