北海道の島小島
松前小島
松前小島図
小島(こじま)
[渡島小島(おしまこじま)/松前小島(まつまえこじま)]
北海道最南端の島
住所/北海道松前郡松前町字小島面積/1.54km2周囲/4km標高/282.1m人口/無人島アクセス/松前から漁船をチャーター(約1時間半)
概要
小島は北海道のシッポの端にある松前町の港から西南西へ約23kmに位置する。松前半島の白神岬よりさらに3kmほど南にあるので北海道の最南端ということになる。小島から北西へ36kmには日本で最大の無人島、大島がある。ともに火山性の島。大島が渡島大島、松前大島と呼ばれるのに対して小島は渡島小島、松前小島と呼ばれる。大島は1741年の大噴火が記録されているが、小島の噴火は確認されていない。
火山の島らしく、崖が海岸線まで迫り人が住めるような平地はほとんど無いが、北東端に漁港が整備されている。小島の周辺、特に西方沖は「宝の海」といわれるほどの好漁場で、港は近くを行き交う漁船等の避難港として使われている。また、大正10年初点灯の松前小島灯台や夏期の漁期に使用する番屋があり、少し登ったところには弁天社が祭られている。
かつては昆布漁で賑わったこともあるが、現在はケイマフリ・ウトウ・ウミウ・オロロン鳥(ウミガラス)・ウミネコなど海鳥の大繁殖地で、山肌には冷温帯性植物が広がりを見せ、これらの保護のために昭和47年に松前小島の名で国指定天然記念物(天然保護区域)になっている。
毎年7月には島祭りがあり、神主と松前の地元漁師がこの島に渡り大漁祈願が行なわれる。

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