香川県の島塩飽諸島櫃石島
櫃石島
櫃石島地図
櫃石島(ひついしじま)塩飽諸島
大橋の下で行われる伝統行事
住所/香川県坂出市櫃石
面積/0.93km2周囲/5.5km標高/79m
人口/151人(R2)・172人(H27)・205人(H22)・236人(H17)・259人(H12)・285人(H7)国勢調査
アクセス/【バス】JR児島駅→櫃石島(19分)/JR坂出駅予島岩黒島→櫃石島(55分)【観光船】にじ観光(丸亀港)
概要
岡山県側から瀬戸大橋を渡ると最初に通過するのが櫃石島。岡山県倉敷市の下津井港や鷲羽山から間近に見える島だが、その海峡に岡山県と香川県の県境があり、櫃石島は香川県に属している。産業は近海での潜水による立貝やミルクイ貝などの採貝や底引網漁が中心の漁業の島。昭和63年4月に瀬戸大橋が開通するまでは船が頼りの生活だった。
島名の櫃石とは箱のような四角い石のこと。群馬県の赤城山の中腹にも櫃石というのがあって、古代遺跡の祭祀場に使われていた。櫃石島の南部にも石切場跡や櫃岩と呼ばれる四角い岩がある。この岩の下には瀬戸内海を荒らしまわった藤原純友や平家の落人の隠し財宝が眠っているという伝説がある。
毎年1月下旬に王子神社で催される「ももて祭り」は、裃(かみしも)に袴(はかま)姿の男達が弓を射て、家内安全や豊漁を祈る神事で、600年の伝統があり、県指定無形民俗文化財。王子神社の境内にある巨岩は「キイキ石」と呼ばれ、昔は手の平に入るくらいの小石だったものが年々大きくなり現在のような巨岩になったと伝わる。ちなみにキイキとはネズミのこと。
島内の北と東に展望台がある。違った角度から瀬戸大橋を楽しむことができる。

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坂出市

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19/01/31---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.