●二神島(ふたがみじま)[
忽那諸島]
★中世二神氏の拠点
●住所/愛媛県松山市二神
●面積/2.15km2
●周囲/9.9km
●標高/183.5m
●人口/85人(R2)・127人(H27)・166人(H22)・205人(H17)・244人(H12)・293人(H7)国勢調査
●アクセス/[
中島汽船株式会社]
[高速船]
高浜港→
中島→
怒和島→
津和地島→二神港(1時間16分)
[フェリー]
三津浜港→高浜港→中島→二神島(1時間30分)
概要
★二神島は忽那諸島の南西端に位置し、北に怒和島や津和地島、西約4kmには山口県の周防大島が迫る。もともとは松が多く茂っていたことから“松島”と呼ばれていた。
★14世紀に長門国の豪族・豊田氏の一派がこの島に移り住んで二神氏を名乗り、水軍として勢力を誇った。安養寺の裏山には600年にわたる二神家代々の墓が残されている。
★産業は小規模な漁業とだんだん畑での柑橘類の栽培。ミカンや伊予柑が島の経済を支えている。
★港の近くの
ビャクシン自生地は県指定の天然記念物。また近くの民家には樹齢130年とも言われる高さ5mを超える
巨大サボテンがある。
★島の南西にある
アラレガ浜は瀬戸内海では珍しい丸石の浜。
★宇佐八幡神社は嘉保元年(1094)の創建。応神天皇など3神を祀り、秋祭りには明治の始めに興居島から伝わった「船踊り」が催される。