●津堅島(つけんじま)[
沖縄諸島]
★ニンジンの島
●住所/沖縄県うるま市勝連津堅
●面積/1.88km2
●周囲/7.0km
●標高/22.4m
●人口/377人(R2)・391人(H27)・470人(H22)・619人(H17・3月推計)・531人(H12)・554人(H7)国勢調査
●アクセス/[
勝連海運] [
神谷観光]
[高速船]沖縄(与勝半島)平敷屋(へしきや)港→津堅港(12分)
[フェリー]平敷屋港→津堅港(30分)
概要
★2005年4月1日、“うるま市”は誕生した。沖縄の方言で「うる=珊瑚」、「ま=島」で「うるま=珊瑚の島」という意味だ。その名の通り、うるま市の海には珊瑚で囲まれた美しい島々が浮かんでいる。5つの有人島と3つの無人島。有人島の中で唯一架橋されていないのが津堅島。与勝半島の先端から南へ約4kmの位置にあり、他の島とは少し距離を置いている。
★全体的に平らな島。展望台から島を見渡すと畑が広がっている様子がよく分かる。昔は津堅大根が有名だったが、今は大部分がニンジン畑で、甘味のある津堅ニンジンは評判がいい。
★島では津堅ニンジンのブランド化とイメージ作りが進められ、ニンジンの形をした展望台やベンチ、マンホールにもニンジンの絵が描かれている。
★何故これほどニンジン栽培が盛んになったかというと、第一にそれだけ需要があったということだ。沖縄県はニンジン生産量はそれ程ではないようだが、消費量は日本一だという。いつも嫌いな野菜の上位に挙げられ、メインで食べることはあまりないが、沖縄には千切りにしたニンジンをメインにして大量に食べる料理がある。そういった食べ方や島の土壌がニンジン栽培に適していたことが理由のようだ。
★津堅島は与勝諸島の架橋されている他の島々より観光客は少なめだ。しかし、白い砂浜が1kmも続くトマイ浜ビーチには海水浴シーズンになるとたくさんの人が訪れる。