●大神島(おおがみじま)[
宮古諸島]
★神が宿る島
●住所/沖縄県宮古島市平良字大神
●面積/0.24km2
●周囲/2.4km
●標高/74.6m
●人口/23人(R2)・28人(H27)・28人(H22)・43人(H17)・46人(H12)・44人(H7)国勢調査
●アクセス/宮古島・島尻港→大神漁港(15分)(
大神海運)
神秘の島
★大神島は宮古島の北端、狩俣の北東海上に浮かぶ。古くから神が宿る島として宮古諸島の人々に畏れ敬われてきた。集落を除く多くの場所は御嶽(うたき)がある聖域として守られている。旧暦6月から12月の間に行なわれる祖神祭(ウヤガン)は、選ばれた司女が何日も御嶽にこもり豊穣を祈る儀式で、男子禁制、限られた女性しか参加できず、島外の者はもちろん見ることすらできない。
伝説
★当初、島を一周する道路を建設予定だったが、機器が壊れたり工事関係者の病気など不可解な出来事が頻発し、途中で建設が頓挫してしまった。「聖域」を汚したことへの祟りではないかと囁かれた。
★いつしかこの島のどこかに海賊キッドの財宝が眠っているという噂がながれ、発掘ブームが起こった。後日「聖域」に足を踏み入れた人が奇怪な死に方をしたという。
生活
★生活は半農半漁。保存食として生まれた「干ダコ(カーキダコ)」が特産。かつて賑わった小中学校も廃校になり、高齢化に拍車がかかる。