●伊良部島(いらぶじま)[
宮古諸島]
★美しい“いらふ”島
●住所/沖縄県宮古島市伊良部
●面積/29.08km2
●周囲/40.3km
●標高/89.2m
●人口/4,693人(H27)・5,148人(H22)・6,283人(H17)・6,815人(H12)・7,053人(H7)国勢調査
●アクセス/伊良部大橋開通で宮古島と伊良部島を結ぶフェリーは廃止
概要
★伊良部島は宮古島の西約4kmに位置する。宮古島と架橋されている。
★島名は「彩られた島」を意味する古語「いらふずま(じま)」、「海岸の岩が抉(えぐ)られた場所」を指す「いらふ」や「えらふ」などを語源とするなど諸説ある。
★エメラルドグリーンの海と白砂の浜が続く「渡口の浜(とぐちのはま)」、「日本の渚100選」に選ばれた不思議な景観の「佐和田の浜」、そして牧山からの展望、海辺のマングローブの林など言葉に尽くせない景色が広がっている。
★産業はサトウキビ栽培を中心とする農業が盛んで、最近ではハーブ栽培なども目立つようになった。漁業は伝統的な追い込み漁や沖合いでのマグロ、カツオ漁が行われ、県内でも屈指の漁獲高を誇っている。かつて“カツオの島”と呼ばれた頃に比べるとかなりの規模縮小になったが、それでも特産はカツオ。
★宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋(全長3,540m)。2006年3月18日着工、およそ9年の歳月を経て2015年1月31日に供用開始。通行料がかからない橋としては最長となった。伊良部島民にとって悲願の架橋実現で、観光や物流など経済効果に期待が寄せられている。