●寺島(てらしま)[
平戸諸島]
★ポットホール
●住所/長崎県佐世保市宇久町寺島
●面積/1.27km2
●周囲/8.8km
●標高/38m
●人口/8人(H27)・16人(H22)・23人(H17)・34人(H12)・42人(H7)国勢調査
●アクセス/宇久島神浦港→寺島(7分)
概要
★佐世保市の寺島は平戸諸島・宇久島の南西にある小島。かつては漁業で賑わったこともあるが、現在は過疎が進む静かな島。
★宇久島の東光寺の寺領だったことから寺島と呼ばれるようになった。古くは「手羅島」、「照島」などの表記もあった。
★西部のノリ瀬には「ポットホール(甌穴[おうけつ])」と呼ばれる珍しい穴がある。これは岩の窪みに入り込んだ礫(石)が波で回転して岩を削ってできた穴で、中の石はきれいな球形をなしている。寺島のものは深さ3m、口径2mほどの穴に、直径50cmの球形の石が入っている。日本にも数箇所しか見つかっておらず県の天然記念物に指定されている。
★寺島湾の小島のところにある若宮神社は、1196年(建久7年)1月29日に安芸『厳島神社』から勧請したもので、祭神は宗像三女神。6月と9月の18日に祭礼が行なわれる。
関連リンク
佐世保市/長崎県の寺島