熊本県の島天草諸島永浦島・樋合島・高杢島
永浦島
永浦島図
永浦島(ながうらじま)天草諸島
シオマネキが呼んでいる
住所/熊本県上天草市合津
面積/0.79km2周囲/8.4km標高/41m
人口/151人(H27)・167人(H22)・?(H17)・203人(H12)・176人(H7)(国勢調査)
アクセス/【バス】熊本桜町バスターミナル→樋合入口(1時間)
【電車+バス】JR熊本駅→三角(みすみ)駅(48分)→バス→樋合入口(20分)
概要
永浦島は天草五橋の2号橋(大矢野橋)と3号橋(中の橋)の間にある。2号橋から5号橋までは小島を飛び越えるように通過してしまうために、橋下にある島のイメージは薄れがちだ。2号橋を渡ってすぐに樋合入口のバス停があり、そのバス停脇の小道を入って暫く進むと、永浦島、そして樋合島へとつながる。
樋合入口のバス停をちょっと過ぎた左側には天草ビジターセンターがあり、天草の自然や歴史などを説明したパネルや船の模型が展示され、展望休憩所が用意されている。
永浦島はもともと漁業が中心の島。クルマエビやフグなどの養殖が行なわれていた。昭和41年の天草五橋の開通以降は観光業中心の島へと変わった。
周囲は浅瀬が多く、干潟には「ハクセンシオマネキ」が群棲している。シオマネキというのはカニの仲間で、片方の鋏(はさみ)だけが大きく、その鋏を揺らす仕草が潮を招いているように見えることから名が付いた。しかし、鋏が大きくなるのはオスだけで、鋏を振るのはメスの気を引く求愛行動だといわれている。名前のハクセンとは白扇のことで、普通のシオマネキは鋏の色が赤いものが多いが、この浜のものは白色をしている。
樋合島(ひあいじま)天草諸島
釣りも海水浴も人気
住所/熊本県上天草市松島町合津樋合
面積/0.79km2周囲/5.0km標高/43m人口/222人(H27)・233人(H22)・?(H17)・305人(H12)・363人(H7)国勢調査
アクセス/バス停樋合入口→永浦島→樋合島(車で5分)
概要
永浦島の舗装された道路をそのまま進んで橋を渡ると樋合島。永浦島と樋合島の間は60mほどしかないので一つの島のように感じる。
樋合島へ入ると北へ行く道と南へ行く道に分かれるが、北には民家が並ぶ漁港があり、さらに進むと砂浜がきれいなパールサンビーチへと通じている。南側へ行くと小学校や十五社宮があり、その先に「フィッシャリーナ天草」がある。
パールサンビーチ(樋合海水浴場)はよく整備された人工浜の海水浴場で、シャワー、更衣室完備で海の家の裏手には400台収容の駐車場(有料500円)がある。高杢島が目印で、シーズン中は知る人ぞ知る人気のビーチになる。
昔の樋合島は夏ミカンとタコ壺の島だったが、マリーナやパールサンビーチができたことで、おしゃれな側面も見せる島へと変わった。
高杢島(たかもくじま)天草諸島
松島富士
住所/熊本県上天草市松島町合津
面積/0.12km2周囲/1.9km標高/138.2m人口/無人島
アクセス/干潮の時に樋合島から歩いて渡れる
概要
松島の島々を眺めていると三角形をした小高い島が見える。それが「天草富士」や「松島富士」と呼ばれている高杢島だ。面積の割には標高が高く、箱庭の富士山といった感じがする。
頂上には金毘羅神社が祀られていて、引き潮の時には樋合島と砂洲で繋がり歩いて渡れる。

関連リンク

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松島町合津の宿

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