●牧島(まきしま)[
天草諸島]
★5,000万年前のコリフォドン発見
●住所/熊本県天草市御所浦町牧島
●面積/5.63km2
●周囲/24.8km
●標高/167.6m
●人口/267人(R2)・322人(H27)・357人(H22)・381人(H17)・457人(H12)・510人(H7)国勢調査
●アクセス/御所浦島と中瀬戸橋(452m)で結ばれている
概要
★天草地方は戦国時代、志岐氏・天草氏・上津浦氏・栖本氏・大矢野氏の5豪族が支配していた。天草5人衆と呼ばれている。この牧島は5人衆の栖本氏の牧場があったところから牧島と呼ばれるようになったといわれている。
★御所浦周辺は地層が古く、昔からたくさんの貝やアンモナイトの化石が見つかっていたが、2004年12月に日本最古の大型哺乳類「コリフォドン」の化石が見つかり話題を呼んだ。周囲の島々でも巨大肉食恐竜の歯や足跡の化石が見つかっており、御所浦町では「島まるごと博物館」として町おこしに力を入れている。牧島にはたくさんの化石や恐竜のモニュメントが展示されているニガキ化石公園や直径60cmもあるアンモナイトの化石が展示してあるアンモナイト館などがある。
★産業は入り江を利用した真珠の養殖やタイ・ブリなどの生簀(いけす)が主で、島の経済を支えている。