熊本県の島天草諸島御所浦島
御所浦島
御所浦島(ごしょうらじま)天草諸島
恐竜が蘇る島
住所/熊本県天草市御所浦町
面積/12.36km2周囲/25.7km標高/442.1m人口/1,539人(R2)・1,786人(H27)・2,054人(H22)・2,331人(H17)・2,616人(H12)・2,829人(H7)国勢調査
アクセス/御所浦.net時刻表
棚底⇔御所浦/大道⇔御所浦/本渡⇔御所浦/三角⇔御所浦/水俣(百間)⇔御所浦
概要
天草諸島に属する御所浦町は「熊本県唯一離島の町」と言われている。天草の島々の多くは橋で結ばれているが、御所浦島は船を利用しなければ渡れない。同じ御所浦町に属する横浦島と御所浦島の北端にある前島との間には橋が建設中で、さらに横浦島と上天草市の大道との間にも架橋計画がある。実現すれば熊本市から車で行ける島ということになるが、県の財政難のために計画は大幅に遅れており、しばらくは「熊本県唯一離島の町」というキャッチフレーズが使われそうだ。
御所浦島をはじめこの周辺の島々は地層が古く、昔から貝の化石などがよく見つかっている。そして平成9年に白亜紀の地層から大型恐竜の化石が発見されたことで「恐竜の島」、「全島まるごと博物館」をテーマとした町おこしが行なわれるようになった。白亜紀資料館の近くには化石採掘場があり採掘体験ができるようになっている。運が良ければ恐竜の化石を見つけることができるかもしれない。ただし貴重なものは持ち出し禁止になっているので注意が必要。
小島が点在する地形を活かして鯛やトラフグの養殖が盛んに行なわれ、また温暖な気候はミカンの栽培にも適しており、島の経済を支えている。もちろん不知火海(八代海)に浮かぶ島々の景色は素晴らしく、標高442mの烏峠展望所からは360度のパノラマが望める。
御所浦という地名は、景行(けいこう)天皇が西国巡幸の時にこの島に行宮が置かれたという言い伝えが由来になっている。

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