●横当島(よこあてじま)[
トカラ列島]
★トカラ列島最南端
●住所/鹿児島県鹿児島郡十島村
●面積/2.76km2
●周囲/10.20km
●標高/494.8m
●人口/無人島
●アクセス/奄美大島や宝島から漁船をチャーター。(2~5時間)上陸はボートだと可能?
概要
★トカラ列島・宝島から南南西へ約42km、奄美大島名瀬港から北西へ約60km。横当島はトカラ列島最南端の島。かつては与波天島(よはてじま)、また、宝島の住人からオガミと呼ばれていた。
★東峰(標高494.8m)と西峰(標高246m)が聳え、間は細くくびれています。正確な火山活動の記録はないものの、東峰の頂上には深さ250mの火口穴があり、江戸時代の絵図には噴煙を上げている横当島が描かれている。
★定住には厳しい島だが、たびたび人は訪れている。江戸時代末期にはエラブウナギ(エラブウミヘビ、イラブーウナギ)を手づかみで漁をしていたという話もあり、墓前に木製の男根が幾つも祀られている塚盛りもあったという。
★昭和49から平成6年にかけて名瀬市の業者がビロウ(ヤシ科の植物)採集目的で島を訪れていた。その時、持ち込まれたヤギが繁殖野生化し、数を増やした。西峰には当時の朽ちた小屋や鉄塔の残骸が残されている。