●徳之島(とくのしま)[
奄美群島]
★長寿と闘牛の島
●住所/鹿児島県大島郡天城(あまぎ)町、徳之島町、伊仙(いせん)町
●面積/247.92km2
●周囲/89.2km
●標高/644.9m
●人口/21,803人(R2)・23,497人(H27)・25,587人(H22)・27,167人(H17)・28,108人(H12)・29,156人(H7)国勢調査
●アクセス/【船】[
マリックスライン][
A''Line マルエーフェリー]
鹿児島港→徳之島(15時間30分)/
神戸→大阪→奄美→徳之島(34時間50分)
【飛行機】
徳之島空港[
JAL/
JAC 日本エアコミューター]
鹿児島→徳之島空港(1時間5分)/奄美空港→徳之島空港(35分)
概要
★かつて、徳之島伊仙町出身の泉重千代さんや本郷かまとさんが世界の長寿としてギネスに登録され話題になったことがある。残念ながら二人とも出生年の確証ができないことから記録から外れてしまったが、長寿であることには違いなく、小さな町に世界の長寿が二人も出るなんてすごいことだ。
★もう一つおめでたい話に「徳之島の五つ子ちゃん」。誕生日は昭和55年3月10日。もうずいぶん昔の話になってしまったが、当時は泉重千代さん長寿世界一と相まって徳之島がずいぶん人気になった。
★また、「長寿と闘牛の島」というキャッチフレーズが付くくらい闘牛が盛ん。日本全国で闘牛が行われている地域は岩手県(久慈市)、新潟県(長岡市、小千谷市)、愛媛県(宇和島市)、島根県(隠岐島)、沖縄県(本島、石垣島、与那国島)などが挙げられ、鹿児島県ではこの徳之島が有名。徳之島の闘牛は観光的な意味合いよりももっと地域に密着した、生活に根ざした存在のようだ。以前ほどではないものの島のあちらこちらで年に20回以上は行われている。なかでも「全島一横綱」を決める「全島大会」は、初場所(正月)・春場所(5月)・秋場所(10月)と年に3回開催され、島をあげての盛り上がりを見せる。筋骨隆々?とした闘牛が角突き合わせて激突する姿は迫力満点。
★闘牛ではなく人間の相撲界では第46代横綱“朝潮太郎”や南海のハブと言われた“旭道山”は徳之島出身。また2007年九州場所で引退した“一ノ矢”は徳之島出身琉球大学卒業で、入門当時は国立大学出身の力士として話題になり、46歳まで相撲を取り続けた。なにかと寿命が長い徳之島。
★毎年6月に開催される「トライアスロン IN 徳之島」は恒例行事。またシドニー五輪金メダリスト高橋尚子がメダルに向けて練習をした道路は「尚子ロード」として記念碑が建てられている。
★観光コースは「なごみの岬」、「金見ソテツトンネル」、「犬の門蓋」、「犬田布岬」など。
★産業は亜熱帯海洋性気候を生かしたサトウキビ栽培が中心、黒糖が有名。他に、天然塩、マンゴーやタンカンなどの果樹園などが盛ん。
★『
亀津浜踊り(pdf)』「
島の宝100景」。