鹿児島県の島奄美群島沖永良部島
沖永良部島
沖永良部島
沖永良部島(おきのえらぶじま)奄美群島
鍾乳洞と花の島
住所/鹿児島県大島郡和泊町、知名町
面積/93.68km2周囲/55.8km標高/239.9m人口/11,996人(R2)・12,996人(H27)・13,920人(H22)・14,551人(H17)・15,171人(H12)・15,325(H7)国勢調査
アクセス/【船】[マリックスライン][A''Line マルエーフェリー
鹿児島新港→奄美大島→徳之島→和泊港(17時間30分)
神戸→大阪→奄美→徳之島→和泊港(37時間)
沖縄→与論島→和泊港(6時間)
【飛行機】沖永良部空港JALJAC 日本エアコミューター
鹿児島空港→沖永良部空港(1時間40分)/奄美空港→沖永良部空港(35分)
概要
鹿児島市から南へ540km。沖縄本島から北へ60km。ここまで来ると方言も民謡もより沖縄色が濃くなる。
隆起珊瑚礁でできた島は一様に標高が低く平らでハブがいないという特徴があるが、沖永良部島も例にもれずその特徴を備えている。石灰質の土壌は水ハケが良く雨は地表に溜まらず地下に滲みこみ、川らしい川はほとんど無い。その代わり地下にはたくさんの水が流れ、その水が溶かして作った鍾乳洞がいくつも口を開けている。
平坦とはいっても大山は標高240m、中央にある越山は標高188m。展望台からは徳之島、与論島、天気が良ければ遠くに沖縄本島が見えることもある。海岸線は砂浜が続くというよりも断崖が海まで迫り荒波に削られた奇岩が続いている。フーチャとは海岸の珊瑚礁が波によって削られ洞窟になり、さらに天井にも穴が開き、そこから潮が吹き出す場所のことを指す。波が荒れた時には潮が高く吹き出す光景を楽しめる。
沖永良部島は「花の島」とも言われ、エラブユリやフリージアなどの球根栽培が盛ん。沖泊海浜公園や大山植物公園ではたくさんの花を見ることができる。また、「日本一大きなガジュマル」、「ワンジョビーチ」、「ウジジ公園」、東洋一とも言われる鍾乳洞「昇竜洞」などなど見所たくさん。
西郷隆盛は1862年に薩摩尊皇派を扇動した疑いをかけられ、島津久光の怒りを買いこの島へ流された。島では牢獄生活を強いられ、その苦境の中で読書と瞑想に耽り、完成させたのが『敬天愛人(けいてんあいじん)』の思想だといわれている。和泊港の近くに南洲神社と西郷隆盛謫居(たっきょ)記念碑が建てられている。
観光的派手さはなく、観光バスは本数が少なく、島内観光にはレンタカーやタクシーが便利。車で移動していると畑の島と思えるくらい畑ばかりだ。花き栽培やサトウキビやジャガイモなどの農作物栽培が島を潤している。

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