●阿久根大島(あくねおおしま)
★鹿が遊ぶ浜
●住所/鹿児島県阿久根市波留
●面積/0.1km2
●周囲/4km
●標高/44.7m
●人口/0人
●アクセス/
阿久根新港→大島(10分)[
共同フェリー株式会社]
概要
★肥薩おれんじ鉄道は熊本県の八代(やつしろ)駅から鹿児島県の川内(せんだい)駅を結ぶ鉄道で、海岸線の美しい景色を眺めながら旅ができることで人気がある。肥薩おれんじ鉄道の阿久根駅から15分ほど歩いた渡船場から大島へ渡ることができる。
★大島の呼び名は時代とともに変化している。形が楽器の琵琶に似ているので枇杷(びわ)島。時代が下り幕末になると父島あるいは雄島。結局、阿久根の海に浮かぶ島々のうちで一番大きいので大島ということになったのだ思えるのだが、全国の大島と区別するために「阿久根大島」と呼ぶのが一般的。
★阿久根県立自然公園内にあり、大島の海水浴場は「日本の水浴場55選」、「日本の水浴場88選」、「快水浴場百選」、松林は「日本の名松100選」に選ばれている。
★大島の鹿は薩摩藩第2代藩主 島津光久が種子島から献上された番(つがい)の鹿を放ったことが始まりだといわれている。明治期に一度全滅したが、大正時代に種子島の西方に浮かぶ馬毛島から持ってきたマゲシカの繁殖に成功し、今日に至っている。
★基本的には住民登録0人の無人島だが、夏のシーズンになるとたくさんの観光客が訪れるリゾートアイランド。設備が整ったキャンプ場や海水浴場、バンガローや海の家も夏休みが始まる頃には予約で一杯になる。