●馬島(うましま)[
熊毛群島]
★平安時代は馬の放牧地
●住所/山口県熊毛郡田布施(たぶせ)町大字馬島
●面積/0.7km2
●周囲/5.8km
●標高/109.3m
●人口/24人(R2)・26人(H27)・26人(H22)・32人(H17)・38人(H12)・45人(H7)国勢調査
●アクセス/
麻里府港→馬島港(10分)
概要
★山口県の南東部にある熊毛郡田布施町は岸伸介と佐藤栄作の二人の兄弟総理大臣を排出している。馬島はその田布施町に属し、東隣の平生町との境を流れる田布施川の河口にある麻里府港から南へ1.5kmの海上に浮かぶ。
★島の最高点・要害山の東側に港と集落があり、刺網、建網の沿岸漁業を中心に、磯での貝やひじき、天然アサリの収穫が島の経済を支えている。
★平安時代に馬の放牧地として利用されていたことから“馬飼い島”と呼ばれ、後に馬島となった。文治2年(1186)以降に本格的に開拓が始められ水軍の拠点になっていたこともある。
★港と反対側にある馬島海水浴場は深い入り江の波静かな海水浴場で、透き通った水と白い砂浜が人気。キャンプ場やログキャビンを整備した「のんびらんど うましま」、貸し別荘「うましま荘」があり、季節には家族連れや自然体験の子供達で賑わう。
★南東に繋がる刎島(はねしま)は干潮時には砂浜が現れ馬島と陸続きになり歩いて渡れる。冒険気分で散策してみるのも面白そう。