山口県の島周南諸島野島
野島
野島(のしま)周南諸島
笑って島作り
住所/山口県防府市(ほうふし)大字野島
面積/0.73km2周囲/3.4km標高/77m
人口/71人(R2)・94人(H27)・145人(H22)・180人(H17)・225人(H12)・245人(H7)国勢調査
アクセス/[高速船:野島海運三田尻港→野島港(27分)
概要
野島地図
防府市三田尻港から南東へ14.8km、周南市の大津島の南約4km。沖島、平島、野島と続く。
野島は高さ70m程の台地状の島。北西の港以外は断崖や岩場が続き、沖島、平島を含めて磯釣りのポイントが多い。
主産業は小型底引網の沿岸漁業。野原が多いことから「野の島」と言われていたことが島名となったようだ。ツツジの群生が見られ、花が満開になると島全体が茜色に染まったことから「茜島」とも呼ばれていた。
開拓は鎌倉時代末期に富海(とのみ:防府市)からの入植によるものだという説と慶長年間(1596~1615)に祝島から僧が訪れて開拓したという2つの説がある。
大笑い観音
矢立神社の創建は万治3年(1660)だと伝わる。毎年旧暦の6月と9月に例年祭が行われ、4年に一度催される御年祭(ごねんさい)では県の無形民俗文化財に指定される神楽「十二の舞」が披露される。この神楽は周南市北西部の和田地区に古くから伝わる三作神楽(みつくりかぐら)が明治時代になって矢立神社に奉納されるようになったもの。
右手に釣竿、左手に鯛、顔に満面の笑みを浮かべた「大笑い観音」は平成8年8月8日(ハ・ハ・ハの日)に建てられたもので、「いつまでも笑顔を忘れずに生きていこう」という島民の願いが込められている。
今では島を染めたツツジも見られなくなったが、春にはたくさんの桜が島を桜色に染めている。海水浴場やキャンプ場、住民手作りの歴史資料館もある。

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