●青島(あおしま)
★鳥取県で一番大きな島
●住所/鳥取県鳥取市高住(
35.503278/134.154825)
●面積0.15km2
●周囲/1.8km
●標高/60.8m
●人口/無人島
●アクセス/[
日ノ丸バス吉岡行き]JR鳥取駅→青島公園(18分)、徒歩5分
[JR山陰本線]
湖山駅or鳥取大学前から車で15分。
鳥取駅前から車で20分。
概要
★鳥取県は日本海に面する海岸線が100kmほど続いているが、目だって大きい島は無い。鳥取市街地の西の外れにある湖山池(こやまいけ)に県内で一番大きな島「青島」が浮かぶ。
★湖山池はもともと海が深く入り込んだ湾の入り口に砂が堆積して塞がれて池になったもので、入り口が完全に閉ざされたのは江戸時代の始めの頃だと言われている。池と言っても水には僅かに塩分が含まれ、周囲が18kmもある大きなもので、数個の小島と青島がある。
★青島は山陰地方で初めて縄文式土器が発見された場所だ。古代の湖山池は日本海へ大きく口を開き、貝などの獲物がたくさん採れる恵みの潟が広がっていた。縄文から古墳時代にかけての遺物が多く見つかっており、古墳時代の子持勾玉(こもちまがたま)が出土されたことで、祭祀が行われる場所だったのではないかと言われている。
★現在の青島は昭和44年に架けられた青島大橋で湖山池の南岸と結ばれ、歩いて渡ることができる。島内にはキャンプ場や多目的広場、桜並木の遊歩道が整備され、毎年桜が満開になる頃には多くの人が見物に訪れる市民憩いの場となっている。