●中ノ島(なかのしま)[
隠岐諸島]
★承久に想いを…
●住所/島根県隠岐郡海士町(あまちょう)
●面積/33.52km2
●周囲/88.9km
●標高/246.2m
●人口/2,267人(R2)・2,353人(H27)・2,374人(H22)・2,581人(H17)・2,672人(H12)・2,857人(H7)国勢調査
●アクセス/[
隠岐汽船]
【超高速船】境港→菱浦港(2時間)/七類港→菱浦港(1時間45分)/加賀港→菱浦港(1時間50分)
【フェリー】七類(しちるい)港→菱浦港(3時間35分~4時間40分)
概要
★承久3年(1221年)5月14日、後鳥羽上皇は諸国の武士に対して鎌倉幕府打倒の命令を出し決起した。しかし尼将軍・北条政子の機転などにより幕府側の勝利となり、後鳥羽上皇はこの中ノ島に配流となった。いわゆる「承久の乱」と言われる政変。後鳥羽上皇は「新古今和歌集」の編纂など文武両道に優れた人物だったが、承久の乱に敗れた後、この島に流され、19年間この島で暮らし、そしてこの島で没した。
★中ノ島には後鳥羽上皇にまつわるものがたくさんある。「隠岐神社」、「後鳥羽上皇御火葬塚」、「三穂神社」、「海士町歴史民俗資料館」等々。
★もちろん歴史探訪ばかりでなく、スキューバやジェットスキーなどのマリンスポーツも盛ん。あまんぼうハウスから出航する海中展望船「あまんぼう」に乗り込めば、ダイバーでなくても海中散歩が楽しめる。