香川県の島雌雄島男木島
男木島
男木島地図
男木島(おぎじま)雌雄島
坂道・小道・石畳
住所/香川県高松市男木町
面積/1.37km2周囲/5.0km標高/212.8m
人口/132人(R2)・148人(H27)・162人(H22)・189人(H17)・248人(H12)・313人(H7)国勢調査
アクセス/高松港女木島→男木島(40分)[雌雄島海運
概要
男木島は高松港の北約7kmにある島。中央には標高213mのコミ山が聳え、平地は少なく、上から見ると米粒のような形をしている。南約1kmには細長い女木島があり、この2島で雌雄島と呼ばれることもある。
集落
集落は南西部に集中。斜面に石垣を積み、段々畑のように並んだ家々の間を縫うように石畳の小道が通る。小島特有の景色が印象的。
屋島の戦い(1185年)で那須与一が射た扇が流れ着いたことから「扇(おおぎ)島」と呼ばれるようになり、それが訛ったのが島名の由来とも言われる。桃太郎伝説も残る島。
江戸時代は幕府領として管理され、直島諸島、女木島とともに「直島3島」と呼ばれていた。明治5年(1872)に香川郡に編入、同23年、香川郡雌雄島村男木島となり、昭和31年(1956)に高松市に合併されている。
年々人口減少が続くなか、2010年・2013年に開催された「瀬戸内国際芸術祭」では多くの来島者を迎え、その後も映画上映やコンサートなど文化的催しが行われるなど、島の活性化が模索されている。
見どころ
男木島灯台
男木島灯台…明治28年(1895)初点灯。塔高12.4m。全国でも2基だけといわれる総御影石作りの洋式灯台。日本の灯台50選。映画「喜びも悲しみも幾歳月」(木下惠介監督、昭和32年公開)のロケ地。昭和62年4月に無人化。
男木島灯台資料館…灯台職員の住宅を資料館にしたもの。7月~8月は無休。3月~6月、9月~11月は日・祝日のみ開館、9:00~16:30。入館無料。
タンク岩
タンク岩…突き出た柱状節理が戦車(タンク)のキャタピラのように見えることから「タンク岩」と呼ばれていもの。市指定文化財・天然記念物。
ジイの穴…桃太郎伝説で、鬼の福大将が逃げ込んだという岩窟。また奥の湧き水は不老長寿によいといわれている。
豊玉姫神社
豊玉姫神社…安産の神様。神社に伝わる神具(子安具)でお酒を頂くと安産が叶うという。海の大鳥居から長くて急な石段の参道が続いている。
大井海水浴場…島の南東側にある海水浴場。水も砂浜もきれい。トイレ・シャワーあり。

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