広島県の島下大崎群島三角島
三角島
三角島
三角島(みかどじま)下大崎群島
造船所とミカンの島
住所/広島県呉市豊町久比/豊浜町大字大浜
面積/0.58km2周囲/4.1km標高/110.1m
人口/34人(H27)・61人(H22)・82人(H17)・76人(H12)・73人(H7)国勢調査
アクセス/【フェリー】大崎下島・久比港→三角港(10分)
概要
三角島は大崎下島・久比地区の北西約500m、久比港から小型フェリーで10分ほどの距離にある。島の東側に港と集落、南側には造船所[(株)寺岡(三角工場)]があり、山の斜面にはミカンやレモンなどの柑橘類の畑が広がっている。
港にある「美加登神社」は、福岡県の宗像神社の祭神「宗像三女神」を安芸の厳島神社へ勧請(かんじょう)する際、仮宮として創建されたと言われている。厳島神社の創建は593年とあることから、この美加登神社もその頃の創建ということになる。実際、美加登神社の裏手には6世紀のものと思われる古墳が2基見つかっており、古代豪族の支配が及んでいたことがうかがわれる。
宝徳3年(1451年)の小早川家文書に「見賀多島」という表記があることから、古くは「みかた島」と呼ばれていたこともあるようで、“見賀多島”や“三方島”などの字が当てられていた。
造船所に勤務する人や柑橘類の栽培に従事する人が多い。漁業は盛んではないが、周囲の海はタイやメバルなどが釣れる好漁場として知られており、常連の釣り人も多い。また、豊島大橋が開通してからは、はるばる遠くから訪れてフェリーに乗って三角島へ渡る釣り人も増えている。

関連リンク

呉市

●日本の島へ行こう広島県の島下大崎群島三角島

18/10/07---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.