広島県の島蒲刈群島上蒲刈島
上蒲刈島
上蒲刈島地図
上蒲刈島(かみかまがりじま)蒲刈群島
海人の藻塩(もしお)
住所/広島県呉市蒲刈町
面積/18.81km2周囲/27.9km人口/1,423人(R2)・1,662人(H27)・2,060人(H22)・?人(H17)・2,741人(H12)・3,032人(H7)国勢調査
アクセス/[さんようバス:広島バスセンター]
国道185号線南下→安芸灘大橋(有料)→下蒲刈島→蒲刈大橋→上蒲刈島(※2008年11月18日までに全ての定期船は運休)
概要
神武天皇が辺りの蒲(がま)を刈って山道を作らせたことから蒲刈。神功皇后が三韓征伐に向かう途中でこの島に立ち寄り、失くした櫛を探すために生い茂る蒲を刈ったことから蒲刈。地名の由来はともかく、島内から古代の製塩施設跡や古墳等が見つかっていることから歴史深い島であることは確かなようです。
蒲刈大橋
上蒲刈島は広島県呉市に属する島で、安芸灘大橋、下蒲刈島、蒲刈大橋と経由して本州から陸路で渡ることができます。上蒲刈島の入り口である蒲刈大橋は全長480m、昭和54年(1979)に農道橋として開通したもので、この橋を渡ると島を周回する県道287号線に突き当たります。
[北側の見どころ]
串山公園…頂上からは安芸灘大橋や瀬戸内海の絶景が望めます。
十念の桜並木…田戸港から徒歩7分。桜の名所。
桂の滝
桂の滝…滝の水は不治の病を治す力がある霊水だと伝えられ、地元では名水として販売されています。滝がある桂谷まで車で行くことが可能。
荘厳寺(しょうごんじ)…宮盛にある古寺。創建は室町時代の文明年間(1469~1487)だとされ、山門の彫刻が素晴らしい。峠(たお)古墳…5世紀頃の石棺や土器が出土。日高庄八幡宮…元和6年(1620)、大分県の宇佐八幡から分霊を勧請したと伝えられ、大浦地区の氏神として崇められています。
[南側の見どころ]
物見橋…瀬戸内海の絶景が望める場所。
西泊観音…大同年間(806~809)に弘法大師が建立したと伝わるお堂に十一面観音が安置されています。
ウォーキングセンター…島内の散策路やいろいろな情報を提供しています。
恋ケ浜海水浴場…水がきれいな玉砂利の海岸。
県民の浜
県民の浜…天体観測ができる銀色のドームが目印で、長さ400mの砂浜が続く海水浴場の周りには、宿泊研修施設「輝きの館」・温泉「やすらぎの館」・レストランあび・海と島の工作展示館・海洋センター・テニスコートなどの施設が整備されています。
古代製塩遺跡復元展示館…古墳時代から平安時代にかけての製塩施設跡「沖浦遺跡」を復元したもので、藻塩造りが体験できます。恵みの丘…農業体験施設。上蒲刈島では漁業よりも農業が盛んで、ミカンやスモモの栽培が行われています。

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