●嘉島(かしま)[
宇和海諸島]
★ハマチの養殖筏が並ぶ
●住所/愛媛県宇和島市戸島
●面積/0.54km2
●周囲/3.3km
●標高/121.8m
●人口/80人(H27)・100人(H22)・146人(H17)・181人(H12)・199人(H7)国勢調査
●アクセス/[
盛運汽船]
[高速船]宇和島港→日振島→嘉島港(1時間12分)
[普通船]宇和島港→嘉島港(1時間3分)
概要
★宇和海諸島の嘉島は、蒋淵(こもぶち)半島の先にある戸島の北約1kmに浮かぶ。古くは戸島村に属し、昭和33年の合併で宇和海村(うわうみむら)、同49年に宇和島市に編入。もとは「加島」という表記だったが、戸数の増加を喜んで「嘉島」となった。
★春日神社の勧請は景雲3年(769年)。江戸時代に宇和島藩の奨励でイワシ網漁が盛んになり人口が増えた。
★昭和40年代までは山の斜面に段々畑が広がる光景が見られたが、ネズミの被害や人口減少などで耕作地は減っていった。漁業は下火となったイワシ網漁に代わってハマチの養殖が主産業となる。
★嘉島小学校の創立は明治10年(1877)。昭和33年(1958)には児童数が152人を数える。この時をピークに人口減少が続く。平成6年に新校舎が完成したころの児童数は約20人ほど。平成21年に2人の生徒が戸島の小学校へ通うこととなり、嘉島小学校は休校となる。