●青島(あおしま)
★伊予灘の孤島
●住所/愛媛県大洲市長浜町青島
●面積/0.49kmkm2
●周囲/4.2km
●標高/91.5m
●人口/5人(R2)・17人(H27)・19人(H22)・35人(H17)・51人(H12)・63人(H7)国勢調査
●アクセス/
長浜港→青島漁港(45分)[
時刻表(大洲市)]
概要
★伊予長浜の港から北へ13.5km、青島は伊予灘に浮かぶ。西側の灯台付近が最高標高91.5m。平地は少なく斜面が多く、東部に集落がある。
★かつてはイワシ漁が盛んで「山見台」からイワシの群れを見極め、船に指令を出して漁をしていた。現在ではイワシ漁は下火だが、タイやハマチ、アジの一本釣り、タコ壺漁などが行なわれている。
★年々過疎が進んでいる。それに反して猫の数は増える傾向にあり、餌に群がる猫の姿がネット上に公開されたことで「猫の島」として脚光を浴びた。
歴史
★古くは「沖の水無瀬(みなせ)」「馬島」と呼ばれ、江戸時代には大洲藩の放牧場として利用されていた。定住は寛永16年(1639)、播州坂越村(現在の兵庫県赤穂市)の与七郎が16戸の家族を引き連れて移り住んだのが始まりだと言われている。イワシの漁場を求めての移住だった。
★「青島の盆踊り」は8月13日に「大漁踊り」、14日には赤穂四十七士の衣装や小道具を身に着けて踊る「亡者踊り」が催される。300年の歴史があり県指定文化財。