和歌山県の島畠島
畠島
畠島
畠島(はたけじま)
海洋生物の実験場
住所/和歌山県西牟婁郡白浜町面積/0.03km2周囲/約2km標高/13.4m人口/無人島アクセス/紀勢本線白浜駅→車15分→阪田鼻・歓喜神社
概要
白浜町の北端・阪田鼻の東方沖650mにある無人島。干潮時には150mほど西にある小丸島を含めた広い岩礁が露呈する。小丸島を含めて畠島と呼ぶことが多く、大きい方を畠島本島と呼ぶこともある。
この岩礁帯における海洋生物の生態は、田辺湾全体の種の分布や変化の縮図といわれ、大正11年に開設された京都大学瀬戸臨海実験所の研究拠点として利用されている。
昭和4年には昭和天皇がこの島に上陸して生物採取などを行われた。島内には記念碑が残されている。
昭和41年に民間業者による畠島の観光開発計画がもちあがったが、京都大学の働きかけや全国の海洋生物学研究者の支援を受けて国が全島を買い上げている。以後、同大学実験所の管理のもと実習や研究が行われている。
全島が国有地となっており、上陸する場合、同実験所の許可が必要。近年、レジャー目的での上陸が増えており、ごみ問題などが発生している。

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