富山県の島仏島(ほとけじま)
仏島
仏島(ほとけじま)
県境の岩島
住所/富山県氷見市脇
面積/0.0004km2周囲/0.08km標高/3m
人口/無人島
アクセス/最寄の漁港
女良漁港(富山県)大泊町(石川県)]
概要
仏島は石川県と富山県の県境にある。実際には富山県氷見市に属しているが、位置的には石川県七尾市大泊町に近く、海岸から150mほど沖にある。
島名の由来として、かつて能登国と越中国の間でこの島の所領争いが起こり、見かねた住人が「ほっとけばそのうち争いが治まるだろう」と言ったことから“ほっとけ島”が転じて仏島になったという話がある。他にも、島のてっぺんが仏様に似ているとか、むかし仏様が安置してあったからだとか色々と伝えられている。
富山湾には時として「寄り回り波」と呼ばれるうねりを伴った大波が打ち寄せることがある。これは日本海を北から伝わってきた波が、富山湾の独特の地形で増幅されて岸に打ち寄せるもので、この波が海岸線を削り後退させてきた。富山湾にある虻ケ島や唐島、そしてこの仏島もみんな周囲が波で削られ堅い部分だけが残ってできたものだ。仏島はかつて岬だった頃の「姫ヶ崎」という地名まである。
仏島は周囲が100mにも満たない小島で、海上保安庁が数える島数には入れてもらえないが、石川県七尾市の大泊の海岸から立山連峰を狙う写真には欠かせない。

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