●男岩(おとこいわ、おいわ)
★富山県3番目
●住所/富山県高岡市伏木国分
●面積/0.0011km2
●周囲/0.15km
●標高/3m
●人口/無人島
概要
★高岡からJR氷見線に乗り、15分で無人駅の越中国分駅に到着する。駅の利用者はほとんどが地元の高校生で、一般の観光客の姿はまばら。しかし、ホームの向こうには青く輝く富山湾と屹立する男岩の景色が広がる。
★険しい海岸沿いを走る列車。波間に立つ男岩。伏木国分の海岸は鉄道ファンの撮影ポイントとして知られている。そして、富山湾越しに望む立山連峰の絶景はこの男岩のある伏木国分の海岸から始まる。
★因みに富山県の島数3つというのは、大きい順に虻ケ島、唐島、そしてこの男岩となる。海上保安庁が定める「周囲100m以上を島として数える」という定義から言うと、男岩は富山県で3番目に大きな島ということになる。
●女岩(おんないわ、めいわ)
★雨晴の景色
●住所/富山県高岡市太田
●面積/0.0004km2
●周囲/0.08km
●標高/2m
●人口/無人
概要
★富山湾越しに聳える立山連峰と頂上に松の木を貯えた女岩の景色は富山県を代表する絶景の一つ。この景色は高岡市の北部にある雨晴海岸からのもので、点在する岩礁と義経岩と呼ばれる奇岩が絶景を一段と際立たせている。
★「義経岩(よしつねいわ)」と言うのは、源頼朝に追われた義経がこの地を訪れた時に雨宿りをしたといわれている巨岩で、別名「雨晴らしの岩」と呼ばれる。
★男岩と女岩の距離は800mほど離れているが、他に大きな島や岩が見当たらないためにこのような名前が付けられたようだ。女岩は男岩より小さく、周りの岩礁を子供のように従えていることから女岩と呼ばれ、雨晴海岸の景色に欠かせないものになっている。