東京都の島伊豆諸島伊豆大島
春の三原山
夏の三原山
秋の三原山
冬の三原山
伊豆大島
伊豆大島(いずおおしま)伊豆諸島
伊豆諸島最大の島
住所/東京都大島町
面積/91.05km2周囲/49.8km標高/758m
人口/7,102人(R2)・7,884人(H27)・8,461人(H22)・8,702人(H17)・9,224人(H12)・9,693人(H7)国勢調査
アクセス/
【船:東海汽船竹芝桟橋→元町港(高速船:1時間45分、大型客船:6時間)/ 熱海港→元町港(高速船:1時間)
【飛行機:ANA】羽田空港or調布飛行場→大島空港(30分)
概要
伊豆大島は房総半島の野島崎と伊豆半島の石廊崎を結ぶ直線のほぼ中間に位置し、南へ続く伊豆諸島の中で最大の面積と人口を擁する全国でも知名度が高い島。
古代より幾度となく大噴火を起こす三原山を人々は御神火(ごじんか)と呼び畏れ、記録に残している。『日本書紀』に記される684年の噴火。三原山の中央火口丘が作られた江戸時代の「安永の噴火(1777~1778)」。島の最高峰・三原新山(758m)が作られた昭和25年(1950)の噴火。そして、全島民が島外避難という事態に至った昭和61年(1986)の大噴火。当時は生々しい噴火の様子がテレビ中継され話題を呼んだ。
平成25年10月16日、台風26号が大島を直撃。三原山の西側斜面で土石流が発生、元町地区を中心に死者・行方不明者合わせて39名という被害をだした。この時、観測史上最大の24時間雨量824mmを記録、斜面に堆積した火山灰を含んだ土砂を一気に押し流し、被害が拡大した。
地層断層
三原山火口
大砂漠
度重なる噴火は島の様相を変え、奇異な地形を造り出した。大島の南西部の「地層切断面」は噴火の堆積物が幾重にも重なった珍しい地層で、周遊道路から見ることができる。
三原山の火口を巡る「お鉢めぐり」は大島が火山島であることを実感させてくれる。
火口丘の北東側は火山礫が堆積した大砂漠が広がり、まるで不毛の惑星に迷い込んだかのよな不思議な感覚に襲われる。
江戸時代の半ばまでは流刑地として知られる遠い島だったが、時代は変わり明治期も後半になると、本土との航路が開かれ距離が縮まった。そして昭和元年に発表された小説「伊豆の踊子(川端康成著)」の舞台になったことや昭和3年に「波浮の港(野口雨情作詞、中山晋平作曲)」がヒットしたことで大島を訪れる人も増加した。
椿の花
波浮港
♪三日おくれの 便りをのせて 船が行く行く 波浮港 いくら好きでも あなたは遠い~♪。昭和39年に都はるみが歌った「アンコ椿は恋の花」。アンコというのは島の娘さんのことで、大島に咲く椿とかけて切ない恋心を歌ったもの。当時はまだまだ遠い島といった感じだが、この歌のヒットと旅行ブームという時代背景もあって伊豆大島は観光の島として定着していった。
竹芝桟橋から高速船で1時間45分。今では日帰りもできる身近な島となり、旅館や温泉施設が充実した観光の島。若者の間ではスキューバなどのマリンスポーツのメッカでもある。

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