静岡県の島恵比寿島
恵比須島
千畳敷
恵比寿島(えびすじま)
エリカの咲く岬
住所/静岡県下田市須崎
面積/0.08km2周囲/0.3km標高/20.6m人口/無人島
アクセス/伊豆急下田駅より車15分。バス須崎海岸行終点下車徒歩5分
概要
恵比須島は下田湾を包む須崎半島の南端に位置する小島。半島とは長さ50mほどの橋で結ばれており、海岸沿いを一周できる道や頂上へと通じる遊歩道があり、手軽に島内散策が楽しめる。
標高20.6m。頂上には灯台、恵比須神社、日時計、和歌山牧水の歌碑、「エリカの咲く岬」と刻まれた碑がある。
恵比須島指向灯
●須崎恵比須島指向燈…灯台の正式名称。指向灯とは一般的に白、緑、赤の三色の光を発して船の安全航行領域を示すもの。初点灯は昭和47年1月。
恵比須神社
●恵比須神社(夷子神社)…周囲から縄文土器や古墳時代後期の焚き火跡が見つかっており、古代より祭祀場であった可能性が指摘されている。恵比須神社の創建は享保元年(1716年)と伝えられる。
日時計
●日時計…灯台の南側の高台にある。ここからは相模灘が一望でき、天気がよければ神子元島などを望むことができる。
若山牧水の碑
●若山牧水の歌碑…「友が守る灯台はあはれわだなかの蟹めく岩に白く立ち居り」。酒と旅を愛した歌人・若山牧水が神子元島で灯台守をしている友人を訪ねた時の歌。文字は長男の若山旅人氏による。
エリカの碑
●エリカの咲く岬…題字の横に松山恵子と刻まれている。松山恵子は'50年代半ばから'60年代にかけてヒットを飛ばした歌手で、「だから云ったじゃないの」は流行語にもなった。「エリカの咲く岬」は松山が歌ったもので、恵比須島にはエリカ、ハマユウ、ツワブキなどの群生がみられる。
恵比須島周辺の海は透明度が高く、岩場に多くの生物が見られるためシュノーケリングに人気。南側に広がる千畳敷の大岩盤は磯遊びや磯釣りのポイント。干潮時には橋を使わなくても島へ渡れる程の浅瀬ができるが、満潮時には千畳敷も海岸沿いの道も水没してしまうため注意が必要。

関連リンク

下田市役所

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19/05/22---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.