●矢橋帰帆島(やばせきはんとう)
★憩いの人工島
●住所/滋賀県草津市矢橋町帰帆
●面積/0.73km2
●周囲/3.5km
●標高/87m
●人口/0人
●アクセス/[
近江バス]JR草津駅・西口→矢橋帰帆島バス停(17分)※1日3本程度/[車]名神高速道路 瀬田西I.Cまたは草津田上I.Cから約15分
概要
★矢橋帰帆島(やばせきはんとう)。昔は矢橋港から向かい側の大津へ帆舟が行き交っており、その景色は「矢橋(八橋)の帰帆」として近江八景の一つに数えられ、江戸時代の歌川広重の浮世絵にも描かれた。
★明治になり陸路輸送の発達により矢橋港は次第に衰退し、その後静かな船着場として昔の面影を留めていたが、1978年に下水処理施設建設のために埋め立てが始まり、1982年には人工島が完成。下水道浄化センターとして運用が開始された。
★島が作られたことにより歌川広重が描いた景色は望むことはできなくなったが、テニスコートやプール、ゴルフ場、キャンプ場などの施設が整備され、市民の憩いの場として提供された。
★ちなみに矢橋帰帆島は埋め立てによって出来た人工島のため、日本の島数には含まれていない。