滋賀県の島竹生島
竹生島
竹生島
竹生島(ちくぶしま)
観音と弁才天
住所/滋賀県長浜市早崎町
面積/0.14km2周囲/2.0km標高/197.3m
人口/0人(住民登録無)
アクセス/[琵琶湖汽船][オーミマリン
長浜港→竹生島(25分)/彦根港→竹生島(35分)/今津港→竹生港(30分)/飯浦港→竹生島(40分)
概要
竹生島は奥琵琶湖のほぼ中央、葛籠尾崎(つづらおざき)から南へ約2kmの湖上に浮かぶ。年間来島者が10万人を超える信仰、そして観光の島。船着場にはみやげ物屋などの店が並ぶが、店の人は島外からの通いで定住者はいない。
5世紀の半ば頃には浅井姫命を祀る小祠が作られていたと伝わる。奈良時代には神仏習合で弁才天祀られるようになり、明治に神仏分離令が出されるまで続く。
神仏分離令によって宝厳寺(ほうごんじ)は廃寺の危機に瀕したが、都久夫須磨神社(つくぶすまじんじゃ)と宝厳寺の間に境界を設けて別々に管理することになり現在に至る。
宝厳寺は「日本三大弁財天」の一つとも称され、唐門は国宝、観音堂や渡廊は重要文化財。都久夫須磨神社の本殿は豊臣秀頼が寄進したもので国宝に指定されている。
竹生島と葛籠尾崎の間の海底からは縄文初期から平安時代後期に至る土器や石斧が数多く引き揚げられている。なぜこのような幅広い年代の土器がこの湖底に沈積しているかは謎だとされている。

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