●坂手島(さかてじま)[
志摩諸島]
★アヤメ池にはカキツバタ
●住所/三重県鳥羽市坂手町
●面積/0.51km2
●周囲/3.8km
●標高/109.9m
●人口/243人(R2)・315人(H27)・423人(H22)・559人(H17)・698人(H12)・837人(H7)国勢調査
●アクセス/[
鳥羽市営定期船]
佐田浜(鳥羽)港→坂手港(7分)
概要
★坂手島は鳥羽市街地の目の前にあり、鳥羽港から定期船でわずか7分。平地は少なく南側の斜面に民家が密集。
★中腹にあるアヤメ池の湿地帯に自生するカキツバタは市指定天然記念物。初夏にかけて咲き誇るカキツバタを求めて島を訪れる人も多い。アヤメ池と呼ばれているが、アヤメは乾燥した土地に育つもので、この辺りの湿地帯に自生しているものはカキツバタ。
★江戸時代の末期、西と東に砲台が設置されていた。丸山崎の砲台は跡形も無くなっているが、西側にあった砲台は記念としてホテル「ニュー美しま」の広場に砲台跡が残されている。
見どころ
林昌寺…室町時代の観音像が安置されている。
若宮神社…毎年7月14日に由緒ある伝統行事「棒練り」が催される。
村万商店…江戸川乱歩の妻・隆の実家だった。
丸山の鼻緑色の灯台がある。
初夏のアヤメ池。