京都府の島戸島
戸島
戸島(としま)
ポンポコ島
住所/京都府舞鶴市字佐波賀、白杉面積/0.26km2周囲/2.7km標高/102.7m人口/無人島アクセス/近隣の港からチャーター
概要
戸島は舞鶴湾の中央に位置する。湾内で面積が一番大きい。全体をタブノキやスダジイが覆い、タヌキがたくさん棲息していることからタヌキ島と呼ばれたり、ポンポコ島という愛称も付けられている。
島の南側の僅かな平地から6世紀頃の土器が見つかっている。近隣の村から出作はあったようだが、定住の記録はない。
明治期になり舞鶴湾の軍事的重要度が高まってくると東港の軍港化が進められるようになり、戸島も明治30年に国に買収されその管理下に置かれ、同42年には火薬庫と海軍病院消毒所、昭和4年には海軍の大砲発射場が設置された。
敗戦後は再び私有地として畑が作られたりしたが、その後京都府に買い上げられ、昭和44年には「京都府青少年の島」としてキャンプ場などが作られた。
昭和44(1969)年頃の日本は、敗戦からひたすら走り続け、国民総生産(GNP)が世界第2位になるなど高度経済成長の絶頂を迎えた頃であり、一方では自然破壊や公害などそのツケが取り沙汰され、自然を見つめなおそうという動きがでてきた時代だ。「京都府青少年の島・戸島」はそのような時代背景のもとにオープンし、毎年夏になると多くの子供達を集め、自然体験学習が行われてきた。
しかし、長年利用されてきたキャンプ場も施設の老朽化、イノシシやススメバチの出現、利用者の減少などを理由に平成20(2008)年に一時休島という形でキャンプ場は閉じられた。

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