愛知県の島佐久島
佐久島写真
佐久島の地図
佐久島(さくしま)
三河湾の黒真珠
住所/愛知県西尾市一色町大字佐久島
面積/1.81km2周囲/11.4km標高/38.1m
人口/196人(R2)・234人(H27)・271人(H22)・315人(H17)・344人(H12)・392人(H7)国勢調査
アクセス/[西尾市営渡船一色渡船場から高速船で25分
概要
佐久島は三河湾に浮かぶ有人離島。南に続く日間賀島、篠島とともに愛知三島として知られ、釣りや観光にたくさんの人が訪れる。地形は複雑で多くの入り江を有し、北部は標高30mほどの丘と森、東と西に港と集落がある。
縄文・弥生時代の土器片の出土。古墳時代後期(7世紀)の「山の神塚古墳」。古墳時代から奈良時代にかけての古代製塩遺跡。漁業、海運業の発展。そして衰退の歴史。
黒壁の家並み
黒が基調の町並み。西港の集落を歩くと壁や塀が黒い家々が続く。大正から昭和の面影を残す黒い町並みは「三河湾の黒真珠」と例えられる。今では景観を保存するために黒ペンキで塗られているが、昔は黒光りのするコールタールの黒だった。かつて海運業が盛んだった頃、船底の防水のために使われたコールタールが家にも塗られた。佐久島はこの景観で、「にほんの里100選」や「島の宝100景(pdf)」に選ばれている。
漁業と海運業で賑わった港に翳りが見え始めたのは昭和30年代になってからだ。昭和22年に1,634人を数えた人口もその後減少に転じ、平成の時代を迎える頃には人口は500人を切り、過疎と高齢化が心配される島となった。
島に元気を取り戻そうと、平成7年にはアートプロジェクトによる島おこし構想が起こり、平成13年から島とアートのコラボレーション「三河・佐久島アートプラン 21」がスタートしている。
アート1アート2アート3アート4アート5
弁天サロン…古民家を修復。美術の企画展などが開かれる。大葉邸…築100年の古民家を現代アートとして蘇らせたもの。海釣りセンターでのんびり釣りを楽しんだり、潮干狩りや海水浴、キャンプ、ハイキングなどゆっくりした時間が満喫できる癒しと安らぎの島。

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