●蓬莱島(ほうらいじま)
★ひょっこりひょうたん島
●住所/岩手県上閉伊郡大槌町赤浜2丁目
●面積/0.001km2
●周囲/0.14km
●標高/4.8m
●人口/無人島
●アクセス/
JR大槌駅から南東へ約3km
概要
★釜石市の北部に接する大槌町吉里吉里は'80年代に井上ひさし氏の小説「吉里吉里人」がヒットしたことで有名になった。そして蓬莱島はJR山田線の吉里吉里駅を南へ2kmほど下った赤浜の沖合いにあり、同じく井上ひさし氏原作「ひょっこりひょうたん島('64~'69放送NHK)」のモデルだと言われている。
★蓬莱島は周囲140mほどの花崗岩の小島で、弁天様を祀る祠があることから弁天島と呼ばれたり、またかつては赤浜と砂洲で繋がっていたことから「砂子島」、それが変化して「珊瑚島」などと呼ばれていたこともある。「蓬莱島」という名は江戸時代に盛岡藩の藩士がこの地の景色を中国に伝わる仙人が住む“蓬莱”のようだと例えたことが始まりだと言われている。
★平成23年3月11日に発生した東日本大震災は蓬莱島にも被害をもたらした。弁天神社の鳥居が流され、昭和27年に建てられた赤い灯台が破損。そして赤浜の国際沿岸海洋研究センター前の港から蓬莱島まで繋がっていた防波堤が崩壊した。
★「♪~苦しいこともあるだろさ かなしいこともあるだろさ だけど僕らはくじけない 泣くのはいやだ笑っちゃお すすめー ひょっこりひょうたん島 ひょっこりひょうたん島~♪」。