千葉県の島弁天島
弁天島
鴨川松島
弁天島(べんてんじま)
60年に一度の大開帳
住所/千葉県鴨川市貝渚(かいすか)
面積/0.002km2/周囲/0.5km標高/40m
人口/無人島
アクセス/JR内房線安房鴨川から海岸沿いに南へ約2km
概要
鴨川の貝渚(かいすか)から江見にかけての海岸にはたくさんの小島や奇岩が点在しており、砂浜が長く続くリゾート海岸とは一味違う景色が楽しめる。なかでも鴨川漁港の沖には外房随一の名勝と謳われる「鴨川松島」の絶景が広がる。
鴨川松島は荒島、弁天島、鵜島、雀島、波涛根島、猪貝島、海獺(あしか)島の7つの島々と周囲の岩礁からなり、その中で一番大きな島が弁天島で、漁港の堤防と橋で繋がり歩いて渡ることができる。
橋を渡り少し進むと厳島神社の赤い鳥居があり、鳥居をくぐり坂道を登るとブロック塀に囲まれた社殿があらわれる。普段は塀の扉が閉じられていて中の様子は隙間からしか見ることがでない。
厳島神社は広島県の宮島が総本社として有名だが、祭神は福岡県の宗像大社が祀る「田心姫(たごりひめ)、湍津姫(たぎつひめ)、市杵嶋姫(いちきしまひめ)」の三女神。市杵嶋姫は神仏習合で弁財天と習合しており財宝神であるとともに水神としても崇められる神様で、市杵嶋(いちきしま)→いつくしま→厳島→弁天となる。
鴨川弁天島の厳島神社は平安時代に唐から戻った慈党大師の創建だと伝わる。癸巳(みずのとみ)の年の3月に60年に一度の大開帳、また30年に一度中開帳が行われ、その時は浜から弁天島まで漁船が横に並び、船伝いに渡る儀式が行われる。平成25(2013)年に大開帳が執り行われた。

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鴨川市

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