青森県の島帯島
帯島 帯島
帯島(おびしま)
北のはずれの港を守る島
住所/青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
面積/0.03km2周囲/?km標高/37m人口/無人島
アクセス/国道339号線の階段国道を下りて、龍飛漁港の防波堤を渡ると帯島
概要
♪ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと~♪石川さゆりが歌った名曲「津軽海峡冬景色」で有名な竜飛岬。そして、そのさらに北のはずれにあるのが帯島。
帯島
玄武岩の岩島で、かつては岬と50m程離れていたが、昭和35年(1960)に港の整備が始まり、本土と堤防で繋がる形になった。強風の地として知られる龍飛崎だが、帯島に守られる港には弁天神社やテレビの中継局などが置かれてる。
階段国道
龍飛漁港から建物の間にある赤い色の道をくねくねと登って行くと急な階段に突き当たる。有名な「階段国道」だ。弘前から外ヶ浜町に至る国道339号はこの龍飛崎の折り返しの部分だけは車が通れない階段の道になっている。全長388m、段数362、高低差70mの日本で唯一の階段の国道だ。
[帯島周辺の観光施設]
竜飛崎灯台
龍飛埼灯台…昭和7年(1932)7月1日の初点灯以来津軽海峡を行き交う船の安全を見守ってきた。塔高13.72m。かつては観光客が灯台に登ることができたが2005年10月31日に一般公開終了、翌年の2006年4月1日に無人の灯台になった。日本の灯台50選の一つ。
津軽海峡冬景色・歌謡碑…ここの展望所から見下ろすと龍飛漁港と帯島がよく見える。
体験坑道駅
青函トンネル記念館…本州と北海道を結ぶ青函トンネル(全長53.85km、昭和63年3月開通)の開通を記念して建てられたもので、トンネルが造られた様子などを詳しく知ることができる。なかでも評判なのは海面下140mまでケーブルカーで降りる体験坑道見学。残念ながらJR津軽海峡線の「竜飛海底駅」に行くことはできないが、龍飛崎の地上から778m地下の世界を体験するのも面白そうだ。ちなみに「竜飛海底駅」のホームへ降りるには、事前に「海底駅見学整理券」を購入し、所定の列車で駅を訪れる必要がある。
龍飛崎は人気の観光地で多くの人が訪れる。しかし、11月始め頃から翌年の4月末頃まで冬季期間としていろいろな施設が閉鎖になる。訪れる場合は事前確認が必要。

関連リンク

外ヶ浜町青函トンネル記念館

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19/07/19---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.