●水島(みずしま)
★照射灯
●住所/秋田県男鹿市北浦入道崎昆布浦
●面積/0.16km2
●周囲/約2km
●標高/1m
●人口/無人島
●アクセス/最寄駅:JR男鹿線羽立駅から
入道崎まで車25分/男鹿駅→入道崎(
なまはげシャトルバス)
概要
★男鹿半島・入道崎の500mほど沖にある無人島。標高1mしかない岩礁で、草木はなく島内に入道埼灯台の光を反射するための照射灯が設置されている。
★江戸時代後期の旅行家、博物学者の菅江真澄(すがえますみ)が弘前藩を追放され、秋田の地を漫遊したときに男鹿を訪れ、水島に上陸している。紀行文「男鹿の鈴風」に「少しの風でも波に隠れそうなので『水島』の名がついたのだろう」。 「女は磯に集まってワカメなどの海藻を採っている。 男は腰に魚刺(うおさし)といって鉄の鑿のようなものをつけて海に潜り、鮑やサザエを担ぎ上げてくる。 南北に長い岬からは、北には岩木山、東には森良山、寒風山、赤神嶽などが雲の中から見える」と記している。
★島への上陸は制限されているが入道埼灯台を下ったところに「遊覧透視船待合所」があり、水島まで海底の景色を楽しみながら周遊することができる(4月下旬から10月下旬まで営業)。