根室半島からわずか3.7kmの貝殻島は祖国に一番近い北方領土。
日露昆布協定(民間協定)に基づいて毎年6月から9月にかけて昆布漁が行なわれる。
釧路から根室・北方領土にかけては昆布の宝庫で、この地域のものは世界一長い昆布としても知られています。
歯舞周辺で採れる昆布は、「なが昆布」、「あつば昆布」、「猫足昆布」と呼ばれるもので、
さらに、6月に採れるものを「棹前(さおまえ)」、7月中旬以降を「夏昆布」、そして9月以降のものは「後採り」と呼ばれています。
特に貝殻島付近で採れる柔らかい棹前昆布は別格だと言われています。