長崎県の島大村湾南側詩島(うたじま)
詩島図
詩島(うたじま)
さだまさしの島
住所/長崎県長崎市琴海戸根町(きんかいとねまち)
面積/0.01km2周囲/0.5km標高/9m人口/?(H22)・?(H17)・2人(H12)・2人(H7)・1人(H2)
アクセス/時津(とぎつ)港から15分
[長崎バス]長崎駅前→時津港入り口(約30分)
概要
さだまさしの島「詩島」は長崎県の中央に位置する大村湾の南西に浮かぶ小島。元々は寺院の跡があったことから寺島と呼ばれる無人島だったが昭和54年にさだまさしさんが島を購入し、平成7年4月に「詩島(うたじま)」に改名された。これは寺島に言を足して、つまり「言」+「寺」=「詩」ということらしい。
周囲500m程の詩島の中には大宰府から勧請した詩島天満宮や管理される方の建物などがある。かつては一般の人も宿泊できるレストハウスやバンガローがあったが老朽化のため閉鎖され一般開放はされなくなった。2017年にTV番組「大改造?劇的ビフォーアフター」で建物のリフォームが行われたが、その後の利用状況は確認できていない。
詩島周辺の琴海という地名は、江戸時代の文人・頼山陽が大村湾のことを「琴の湖(ことのうみ)」と呼んだことに由来する。入り江や小島が点在し、琴の音のように細やかな波が寄せる。
時津港は西坂の丘で処刑された「日本二十六聖人」が上陸した港。そして、詩島の南東およそ2kmに浮かぶ鷹島は2人の外国人宣教師と1人の日本人伝道師が処刑されたと伝わる島。かつての詩島も隠れキリシタンが息を潜めて礼拝を行う地だったという話も聞こえてくる。しかし、いつの時代も琴の海の小島に寄せる波は誰の胸にも変わらない安らぎを与えてくれる。

関連リンク

長崎市長崎県の寺島

詩島の宿
詩島に宿はない

琴海の宿
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