●黄島(おうしま)[
五島列島]
★海水淡水化施設
●住所/長崎県五島市黄島町
●面積/1.38km2
●周囲/6.5km
●標高/91.5m
●人口/32人(R2)・41人(H27)・45人(H22)・52人(H17)・58人(H12)・75人(H7)国勢調査
●アクセス/[
黄島海運]
福江島→赤島→黄島(37分)
概要
★福江島の南東約18kmに位置する。おおむね平坦で東側の番岳が最高点。
★番岳には噴火口があり、地質は玄武岩質溶岩に覆われ、古くから水不足が課題だった。国のサンシャイン計画で昭和59年7月に世界で初めて太陽光発電利用海水淡水化施設が設置された。平成6年には飲用水に利用するための工事が完了し、島民の暮らしに大いに役立っている。
★島にある溶岩でできた岩(コメツッイシ)が黄色がかっていることから「黄島」と名づけられた。
★江戸時代から捕鯨が行われるようになり、明治から昭和初期にかけて捕鯨基地として栄えた。
黄島溶岩トンネル(丈の穴)…奥行132m、高さ1.2~7.2m、幅2~5.75m。奥には観音像がまつられており、毎年延命院による観音祭りが催されている。
黄島神社…応永29年(1422)創建と伝わる。
関連リンク
五島市