●椛島(かばしま)[
五島列島]
★平家の落人、キリシタン、釣りの島
●住所/長崎県五島市伊福貴町・本窯町
●面積/8.75km2
●周囲/27.5km
●標高/325.9m
●人口/95人(R2)・129人(H27)・176人(H22)・231人(H17)・278人(H12)・339人(H7)国勢調査
●アクセス/福江港→伊福貴港(20分)→本窯港(10分)
概要
★椛島は五島列島の福江島の北東約16㎞に位置する島。2004年8月1日の合併で福江市から五島市へと変更された。ちなみに昭和32年に樺島村が福江市に編入されたころは「樺島」という表記が使われていたが、長崎市野母崎に同名の島があることから「椛島」に変更された。
★中央部分が大きくくびれ、北部に本窯(もとがま)町、南部に伊福貴(いふき)町の2つの集落がある。最高峰は致彦山(いたひこやま)(標高325.9m)。全体的に平地が少なく山が海岸線まで迫る。
★特に東側は断崖が多くみられ、「為石湾洞(ためしんわんど)」や「鷹ノ巣がんぎ」など勇壮な景観が見どころとなっている。"わんど"は洞窟、"がんぎ”は階段や梯子という意味。
★本窯東海岸の入り江に「ヨハネ五島生誕伝説の碑」が建てられている。ヨハネ五島は秀吉のバテレン追放令で磔刑に処せられた26聖人の一人で、この島の出身だと伝えられる。
★「
島の宝100景」では『
大漁祈願。椛島神社例祭「宝来丸の曳船」』。
●ツブラ島[
五島列島]
★カタツムリ
●住所/長崎県五島市伊福貴町
●面積/1.47km2
●周囲/4.6km
●標高/276.2m
●人口/無人島
概要
★ツブラ島は椛島の西海上に浮かぶ島。形がカタツムリに似ていることから名が付いたといわれている。
★明治22年に福江島から1世帯4人の入植があり、次第に世帯数も増え、大正10年には小学校の分教場が置かれた。しかし昭和17年に島民8人が犠牲となる「機雷爆破事件」が起きたことで島を離れる人が増え、無人島化した。
★ツブラ島の大池には大うなぎが棲息しているという噂がある。