山口県の島周南諸島大津島
大津島回天発射台
大津島地図
大津島(おおづしま)周南諸島
人間魚雷「回天」
住所/山口県周南市大字大津島
面積/4.73km2周囲/20.9km標高/174m
人口/182人(R2)・244人(H27)・361人(H22)・458人(H17)・536人(H12)・640人(H7)国勢調査
アクセス/[大津島巡航
徳山港→瀬戸浜→刈尾→馬島→本浦(20~45分)
概要
回天看板
徳山の南西海上およそ10km、徳山湾に蓋をするような格好の細長い島が大津島。漁業や採石業が盛んで、太平洋戦争末期に人間魚雷「回天」の訓練基地があった。
人間魚雷「回天」とは、一度出撃したら生きては帰れない小型潜水艇のことで、飛行機で突撃する神風特攻隊やボートの特攻艇「震洋」と同じ特攻兵器。大津島には当時の姿を残す発射訓練基地が残され、多くの隊員が出撃を果たした場所として回天記念館と回天碑が建てられている。1944年9月に大津島で最初の訓練が開始されてから、その後山口県に2箇所、大分県に1箇所新たに基地が造られ、全部で1,375名が回天搭乗員として訓練を受けている。その内実際に出撃した者は87名、訓練中や事後により殉職した整備員なども含めると、回天による戦没者は145名という記録がある。馬島港には「ようこそ回天の島」と書かれた看板がある。
「徳山みかげ」と言えば対岸の黒髪島が有名だが、この大津島も古くから採石の島として知られていた。1629年(寛永6年)に徳川秀忠が大坂城を再建させる時に使用されるはずだった巨大な石材が残されていたり、石風呂や展望台のモニュメントなど随所に石の島であることが見て取れる。現在は刈尾港の南側に採石場がある。

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