岡山県の島児島諸島竪場島
竪場島
竪場島PH
竪場島(たてばじま)児島諸島
くじら島
住所/岡山県倉敷市児島唐琴町
面積/0.12km2周囲/2km標高/45m
人口/0人(H17)・0人(H12)・2人(H7)国勢調査
アクセス/児島観光港下津井港からチャーター船
概要
竪場島は倉敷市南部、児島港の真ん中に浮かぶ島。鯨が浮かんでいるように見えるため、地元では鯨島とも呼ばれる。かつて蓼場島という表記もみられた。
先土器時代から古墳時代にかけての遺物が出土。江戸時代には岡山藩の放牧場に利用されていた。近年は個人所有か? 平成2年、平成7年の国勢調査では人口2人を数えるも、その後の登録はなく無人島へ。
島名は、この島で“船たで(フナタデ)”が行われていたことが由来とされる。“船たで”とは「船の保ちをよくするために、船を浜に揚げて船底の外側を火であぶり、船食虫を殺すとともに船板にしみ込んだ水分を除くこと。」(デジタル大辞泉)とある。昔は、この“船たで”を行うために、島の砂浜に船が並んでいたと思われる。
頂には由加(ゆが)神社の石の祠、海岸には鳥居、また、耕作地や民家のようなものもみられる。
由加神社はこの地の由加山に本宮があり、江戸時代には岡山藩主池田氏の祈願所となっていた社。この神社と讃岐の金刀比羅宮の両方を参拝する両参りと言われる慣習がある。

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